ゼミでの学生の役割は「バカでもいいから質問すること」

勉強

どうも、たか (@takamos_couple) です!

理系の研究室では定期的に「ゼミ」というイベントが開催されます。

このゼミでは担当者が研究の進捗を発表したり、参考になる論文を読んできてスライドでまとめてメンバーの前で発表を行うということをします。

そしてゼミで質問が出ないことってありますよね?

発表が終わって教授陣がわらわらと質問を始めて、教授が「ほかに何か質問はありますか?」と聞くと
いつもの決まったメンバーが質問して終わり。

うちの研究室でも正直この状態になっています。

僕含め数人が質問して終わりなことが多いんですよね。

僕はこの状況かなりもったいないなと思っていて、この記事を書くに至りました。

ゼミ中に質問が出せないな…

こんな方が、ゼミ中に質問ができるようになれるようにしたいです!

それではどうぞ!

質問は疑問を解消するためだけのものではない

まずはじめに、

ゼミの発表に対する質問はただ単に疑問を解消するためにあると思っていませんか?

はいこれ全然違います。(と思ってます。)

もす
もす

強いさすがたか思想が強い

ゼミにおける質問は、ゼミへの能動的参加のためにあります。

発表を聞くだけの消極的な参加は、下手をすれば「いるだけ」になり、成長スピードがガクっと落ちます。

ゼミは多ければ週に2回とかありますし、これにかかる時間も短くはないのに、これでは大変もったいないと思います。

だからこそ、何でもいいから質問する。

そうやって発表を聞くことでその発表から得られることも多いですし、他の人の質問と被らないように質疑応答にも耳を傾けるので、得られる学習効果が非常に大きいんです。

先生方が難しそうな質問してるから、、、

とかどうでもいいんです。関係ないです。

こちとら学費を払って研究室にいるんですから、しょうもない質問をしてそこから学習する権利ぐらい有しています。

気にせず行きましょう。

何度も言いますが、質問をする前提で発表を聞くことで質問は難なく出てきますし、それによって発表から得られるものが多いです。

しょうもないかどうかはどうでもいい

そして、そもそもしょうもない質問って何なんですかね?

それってあなたの感想ですよね?

もす
もす

ハッ!!

だから考える前にぶつけてください。

これがしょうもないなら発表者からすぐに返答がきます。

これが大事なことだったら発表者または教授陣から説明が来ます。

何にも損することないんですよね。

ただ遠慮して成長の機会を逃しているだけです。

気になったら考える前にGOです。

質問のテンプレート

僕はすでに修士2年になり、発表を聞いていれば疑問に思うことがポコポコと浮かんでくるので言語化するのは難しいのですが、レベルごとにこんなテンプレートにワードを当てはめて質問をすればいいのではないでしょうか?

学部4年生の場合

学部4年は研究室に配属さえて間もなく、どんな質問であっても歓迎される(研究室による)貴重な期間です。

ですので、ゼミの時間を基礎的な知識をつける絶好の機会だと思って質問しましょう。

学部4年生の質問
  • 不勉強で申し訳ないんですが、~という現象について説明いただけないでしょうか?
  • 基礎的な質問ですみません、~って何ですか?

基礎的なことを聞いて申し訳ない。と思わないでください。

こういった基礎的なことに回答することで回答者の基礎も固まっていくと考えればwin-winです。

自分で調べればわかるだろうけど時短させてくれや。

これぐらい面の皮が厚くてもいいんじゃないって思いますね。

ただ表面上はそれを出さず、「実力不足で申し訳ない、ただここで勉強したいんです、、、」という態度を出せれば、あなたの実力も、研究室内での評価も爆上がりです。

先輩方や教授陣からいろいろ教わる機会が増えるかもしれません。

修士1年生の場合

学部4年をくぐり抜けてくると、ある程度実験手法についての知識がついていると思います。

ですので自分の実験手法と照らし合わせることで浮かび上がってくる疑問があるはずなので、こういた質問はいかがでしょうか?

修士1年生の質問
  • ~という手法についてなのですが、私の場合は○○で、××といった影響はないのでしょうか?

こういった質問は発表者が研究で苦労しているポイントについて話すことができる質問なので受けもいいし、勉強になることが多いと思います。

ただし、結局は知識ゲー

とまあ、何でもいいから質問しろだの質問のテンプレートまであげつらいましたが、

結局いい質問は多くの知識を基に浮かぶものだと思います。

ですのでまずは論文や書籍をいっぱい読んでください。

自分の研究に少しでも関連があって、目を引くものであれば迷わず読む姿勢を持っておいていいと思います。

僕にもまだ確かなことは分からないですが、どの先生に聞いても論文を読むのは大事って帰ってくるので、少なくとも損はないと思います。

幅広い知識をつけることが自分の研究に役立つかどうかは置いておいて、

研究が楽しくなる一助にはなると思います。

まとめ

以上、ゼミでの学生の役割は「バカでもいいから質問すること」でした!

もし研究室のゼミで質問が出ないなあと思ている方がいれば、ぜひ参考にしてみてください!

それでは!

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この記事を書いた人

理系大学院生×ミニマリスト×カップル
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