【面接大失敗】理系大学院生の就活奮闘記‐後編-

勉強

どうも、たか (@takamos_couple) です!

今回は、前回の記事に引き続き就活奮闘記になります!

夏インターンの選考で大失敗を喫し、再起を図るべくブログを始めて文章力を磨き、秋冬インターンの選考に臨んだ結果や、本選考での結果まで紹介しようと思います!

それではどうぞ!

▼夏インターンでは10社全て、書類選考落ちでした。。。

再起を図る秋冬インターン

秋冬インターン選考

夏インターン選考での大失敗を経てうぬぼれていた事実を確認し、ブログの記事を書くという行為を通じて文章力を磨き、心機一転、秋冬インターンの選考に臨みました。

ここで意識したことは3つです。

秋冬インターン選考で意識したこと
  • 業界ごとに様々な企業に応募する
  • ESには自分がとった行動でどのように周囲の人々と関わったかを盛り込む。
  • ESの添削をしてもらい、他人の目にどう映るのかを確認する。

業界ごとに様々な企業に応募する

業界内には様々なライバル関係であったり力関係があります。

たか
たか

この会社はこの会社からの注文で利益を出していて、この会社と競合してるんだな。

たか
たか

この会社の強みはこれで、この部分で業界1位を堅守してるんだな。でも他は弱いんだな。

そういった情報をしっかり仕入れるために、聞いたことのある企業を手当たり次第に申し込むのではなく、

ある程度業界を絞り込んで、その業界の中からいくつかの企業のインターンに申し込むことにしました。

また、業界を絞り込んでESを書いていくことで本選考に向けて志望動機のブラッシュアップにもとても効果的だと思います

ESには自分がとった行動でどのように周囲の人々と関わったかを盛り込む

企業は採用活動をする中で知りたいことは、その人が組織に入ってどんな立ち位置になるかということだと考えています。

どんなすごいことを成し遂げたのかとかは二の次で、それに至るまでにどういった考えをもって、どう周囲の人間と関わってきたのか。

この部分に、入社後もそのような行動、人間であることが期待できるという「再現性」が詰まっていると考えているはずです。

ですので、どういった問題があってどんな行動を起こした。だけでなく、それを達成するために何を考え、周囲の人々にどう関わったのかを盛り込むことを意識しました。

ESの添削をしてもらい他人の目にどう映るかを確認する

僕は就活は、

社会人との交流を通じて、社会におけるバランス感覚を養う機会である。

と考えています。

決して独りよがりにならず、人任せにもならない。その絶妙なポイントを見せる技術を養うこと。

そのためにも様々な人に自分のESを見てもらい何を感じたかを聞くことで、

自分の感じる価値と他人が感じる価値のチューニングを行うことが必要だと考えました。

捉え方によっては自分を偽るための準備にも思えますが、そうではなく自分をどう見せるのが正解なのかを探る大きなチャンスです。

成長

こういったことを意識して選考に臨み、9社中7社の書類選考を突破することが出来ました。

かなり嬉しかったです。

ブログを一生懸命書いていたことだけでなく、モスや研究室の同期、キャリアセンターの方々にESを添削していただいた結果が出たと思います。

秋冬インターンで意識したこと

そして、秋冬インターンへの参加に際して意識したことがいくつかあります。

秋冬インターンで意識したこと
  • その企業で興味のある職種をあらかじめ調べておく
  • その企業の業界における立ち位置を把握する
  • 質疑応答では必ず質問する

その企業で興味のある職種をあらかじめ調べておく

企業のインターンに参加すると様々な職種の社員の方々と話す機会が得られると思います。

この時にその社員さんがどういった業務を行っているのかをもともと知っているか否かで話の理解度がかなり変わると考えています。

ですのでしっかり調べておく。

できるならばその職種でどういった働き方をしたいかをぼんやりとでいいのでイメージしておくと、そのイメージとのすり合わせをすることで、本選考時に説得力のある志望動機を作成することができるかなと思います。

その企業の業界における立ち位置を把握する

先ほども申し上げた通り、業界内には力関係が必ず存在します。

その力関係をしっかり理解することで、業界研究にも企業研究にもなります。

ここをしっかりと押さえておけば、面接での頻出質問である、「何故他社ではなく弊社なのですか?」という質問に対して説得力のある回答ができるようになると思います。

質疑応答では必ず質問する

そしてこれです。

質問とは、理解できない事柄があった場合に、それを解消するためにすることです。

ですのでこの項目は手段が目的化してしまっているようですが、僕はそれでいいと思っています。

質問するためには話をしっかり聞き、疑問を言語化する必要があり、必然的にインターンで社員さんが話す内容を注意して聞くようになります。

これによって会社からの説明や座談会での話においても、他人事ではなく自分事として話を聞けて、実りのある時間になると思います。

運命の本選考

書類選考

そして冬インターンがおわり、ついに本選考が開始しました。

本選考の書類選考に進むにあたりESで気を付けていた点は、秋冬インターンで気を付けていたことに加えて、「ビジョン」を語ることです。

ビジョンといっても難しいことではありません。

この企業で、この職種で働いて将来的に自分がどんな社会人になりたいかを書くだけです。

何もこうやって世界を変えたいとか、大層な事を書く必要はないと思います。

小さすぎるのも問題ですけど。

僕の場合は「現場の生産性を向上させるエンジニアになりたい」といったことを書きました。

あとはこう考えた理由を書くだけです。

そして、あくまでも自分の話をすることに終始しました。

たか
たか

~はこういった特徴があって、社会から注目されています!

とか書いても、

企業の方
企業の方

そうですよね。で?

たか
たか

アノォ…エットォ….ニュウシャシタイデシュ…

となるのが関の山だと思ったので。

ビジョンは採用活動を円滑に進めるための気遣い

このビジョンを立てるという行為は、就活をする前は「ただ嘘をついてるだけじゃん」と思っていました。

普通にしていれば何を追い求めずとも不自由なく暮らせる日本で、絶対にこれを成し遂げたいと考えるほうが珍しいと思うんですよね。

ではビジョンを語ることは嘘をつくことなのかというと、そうではないです。

ビジョンがあるということは、この人にはやりたいことがある。

そうすれば人事からしても、この人は採用したらこの部署に配属しようとか、この仕事をやらせようとか、入社後の姿を考えやすいんですね。

そうこれって、ただ業務を円滑に進めてもらうための気遣いなんです。

何をやりたいのかが分かっていない人間をどこに配属させたら活躍できるだろうかなんて考える暇は、忙しい人事の方たちにはないと思うんです。

だからこそ、ビジョンを持っている人間は話がシンプルになって採用活動が楽なんです。

今後そのビジョンも大きく変わるかもしれません。でもそれでいいんです。

実際生涯を通じてビジョンが変わらなかった人間なんてほとんどいなかったはずです。

スティーブジョブズは思想家になりたかったのになぜかAppleの創業者として名を馳せました。

ジョブズですらビジョンに一貫性がなかったんですから、僕たちは難しく考える必要はありません。

仮にこの企業で働くとして、どんな仕事をして、どんな社会人になりたいかを考えます。

何か考えが浮かべばそれはなぜかを考え、言語化する。そうやってビジョンに信憑性を持たせていきます。

何も浮かばないならその業界、企業は受けなければいいのです。

以上、就活におけるビジョンに対する僕の考えでした。

書類選考での大勝利

こういった準備が功を奏し、書類選考に応募した企業全17社中、

なんと16社の書類選考を通過することが出来ました!!!

たか
たか

書類選考通過の通知が来るたびルンルンだったね、、、

秋冬インターンでの選考を通じて、自己PR等の内容が固まっていたことや、インターン参加を通じて説得力のある志望動機を練れていたからだと考えています。

面接での苦戦

この様にして順調に面接に駒を進めたものの、次なる壁、「面接」にぶち当たりました。

たか
たか

全然思い通りにしゃべれねえんだなこれが。

初めての一次面接はミスのオンパレードでした。

以下に一次面接30分間で犯したミスの数々を示します。

30分間の面接で犯したミスの数々
  • 1~2分で自己紹介と言われ、所属と名前を言って終わる
  • 面接中に水を飲む(BRITAでガッツリ)
  • 志望度を聞かれ言い淀みながら「…第一志望です…」
  • 研究テーマを簡単にと言われ、一言目に専門用語
  • ESに書いてある内容を聞かれ、ESに書かせていただきましたと回答
  • 逆質問時にメモを見ていることがバレバレに
  • 質問に対し基本的に一問一答
もす
もす

いや水飲むなよ

たか
たか

全然喋れんくて、緊張で口の中パッサパサなってしもたんよ

こんな内容で通るわけもなく、当然のように落選しました。

しかし、この時にはすでに落選に対する耐性ができていたためさほど落ち込みませんでした。

こういった失敗を経て、改善のために行った行動は二つ。

面接で落選した理由を探し、メモとして残しておくことと、

面接前にマインドマップで鉄板の質問に対する回答を作成しておくことです。

こうすることで、面接におけるNG行動を減らし、かつ回答のクオリティとスピードを上げていくことにしました。

こういった行動を面接のたびに繰り返すことで少しずつ面接にも慣れていき、どうにか話したいことは全て話せたなという面接が増えていきました。

▼マインドマップはXmindがおすすめ。無料版もあるから検索してみてほしい。

複数内定を勝ち取り就活を終える

こうして努力を重ね、17社中5社からの内定を獲得することが出来ました!!!!!(5社内定、3社落選、他辞退)

こうして21年6月から22年4月にわたる10か月間の辛すぎる就職活動が幕を閉じることになりました。

たか
たか

いやほんとずっと辛かった

新卒就活は想像を絶するほど辛かったです。

ただ人間は過去を肯定したがるもので、この新卒就活で苦労したことで、人間として大きな成長ができたとも考えています。

不安でたまらない心に鞭を打って行動し、試行錯誤の末に選考を通過できた時はすごくうれしかったですし、不安でも立ち止まらずにあれこれと行動を繰り返すことで案外納得のいく着地ができるもんだなと、人生の良い教訓になったと思います。

それに行動の一環でブログを始めて新しい世界も観れました。

ですので、

就活はクソ辛かったけど、その分得るモノも大きかった。

ぐらいに今は考えています。

もしこの記事を読んでいる方が絶賛就活中であったり、就活を控えている方ならば、不安と折り合いをつけながら行動を止めなければ、悪くない結末が待っていると思って頑張ってもらいたいなと思います。

まとめ

以上、理系大学院生の就活奮闘記‐後編-でした!

前編と後編の配分間違えて後編の方がかなり長くなっちゃったけど気にしません。

今後はここでは書ききれなかった研究概要だったり面接だったりの記事を書きたいなと思っています。

ただ一つ、たかもすブログの就活記事として目指したいのは、

指示を出す記事ではなく、背中をさすってあげられるような記事

ですので、役立つかどうかよりも励まされるかどうかを重視して書いていきたいと思っています。

それでは!

▼夏インターンでのES全滅と再起の物語




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この記事を書いた人

理系大学院生×ミニマリスト×カップル
同じ大学院の研究室でまいにち実験
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