どうも、たか (@takamosu_couple) です。
突然ですが皆さん、プログラミング勉強してますか?成長できる会社にいますか?
これから情報化社会が発展していって、どんどん世の中の流れが加速していくので、
プログラミングスキルの獲得と、自分の市場価値を上げる努力は必須ですよ。
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こんなことが巷で騒がれて久しいですよね~。
ただ僕、疑問なんですよね。これ本当かなって。
今回は、日頃の行動について、ミニマリストの観点から思うことを書いてみました。
僕のように、世の中に溢れる、「やらなきゃいけないこと」に辟易している方々に向けています。
焦燥感を煽る世の中の情報に振り回されないために、僕が意識していることについてまとめたので、
安心しろとは言いません、皆さんが世の中を俯瞰するきっかけにでもなればと願っています。
それでは行きましょう!
溢れる「やらなきゃいけないこと」
この世の中って、やらなきゃいけないことに溢れてると思いませんか?
一つ分かりやすい例として受験勉強をあげます。
受験生なら、夏休みは一日10時間は勉強しないとね。
受験生時代、こういうこと先生に言われませんでした?
真に受けて10時間やる人も、僕みたいに反発して1秒も勉強しなかった人もいたと思います。
これだけではありません。
「これからは情報化社会がどんどん発展してくから、プログラミングスキルは必須。」とか、
「世の中の流れが早くなっている。成長できる環境のある企業に行かないと将来詰む。」とか、
「大学生がやるべき12の習慣」とか。
フゴッ⁉
こうやってYoutubeでもブログでも、集客するための不安感を煽ってきますよね。
でもこれって本当ですかね?
僕たちを思考停止に陥れる「マジックワード」
もちろん、プログラミングスキルの習得や、市場価値の上昇が重要というのは否定できません。
ただこういう類の言葉って、マジックワードだと思うんです。
マジックワードとは
相手に要求を呑ませるときに非常に有用な言葉。
一見理にかなった主張に思えるが、よく考えると意味が分からない、
相手を思考停止に陥れる、非常に有効な交渉手段。
では思考停止せずに先ほどの言葉たちに疑問を投げかけていこうと思います。
受験生なら10時間勉強!
▶ 受験生なら?誰でも?どんな志望校でも?
これからは情報化社会がどんどん発展してくから、プログラミングスキルは必須。
▶ いらない職業もあるよな?外注したらよくない?
世の中の流れが早くなっている。成長できる環境のある企業に行かないと将来詰む。
▶ いや、なぜ詰む?そもそも企業によって死ぬほど差があるの?自分次第では?
こういう言葉って受け入れる前にいったん冷静になると、ツッコミどころたくさんなんですよね。
主張する本人たちにその根拠を聞いても、高確率で特にないか、少ないサンプルで判断して言っているか、誰かが言ってたからってことが多いですよね。
ですから、すべてを真に受けないことが重要だと思うんです。
自分と他人の境界線をしっかり引く
溢れる「やらなきゃいけないこと」に惑わされないためには、
自分と他人の境界線をしっかり引くことが重要だと考えています。
「自分と他人の境界線を引く」とは
様々な情報について、
その情報が自分に向けられているのか、そうではないのかを見極める能力。
著名人の発言に噛みついて叩いてる人々は、これができていない人が多い。
このために僕が普段行っていること、意識していることを紹介します。
読書
これが一番重要。それも幅広いジャンルの本を読むことです。
もちろん読書は、学習といった側面も大いにありますが、
今回は2つの効能について紹介したいと思います。
物事に対する執着を薄める
僕は、物事への行き過ぎた執着はマイナスに働くことが多いと考えています。
「~しなければ」と考えると視野が狭まります。
行動が目的になって、本来あるはずの目標からずれた努力をしがちだと思うんです。
僕も学部時代に、実験それ自体が目的になって、
勉強不足で全然成果出ませんでした。
本当に「やらなきゃいけないこと」ってすごく少ないんだろうなと思えて、
今自分が持っている執着を疑うきっかけになると思います。
そしていらない執着はガンガン捨てていきましょう。
僕がインターン選考20社全落ちした時も、これらの本に助けられました。
年収90万円で東京ハッピーライフ (大原扁理)▼
しないことリスト (pha)▼
世界を俯瞰し、思い込みを解消する
昔の欧米で、風邪を引いた人はどんな治療を医者から受けていたと思いますか?
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正解は「瀉血」といって、患部を切って血を抜いていたんです。
風邪をひいたら喉が痛くなりますよね?だったら喉を切って血を抜いていたんです。
今の医療から考えれば、到底ありえない手法ですが、昔はこれが医療の常識だったんです。
因みにジョージ・ワシントンの死因も瀉血による失血死って言われてるよ
ここから分かる通り、世の中の常識って、後になって考えてみるとアホらしいことが多々あります。
世の中の常識の多くは人間が創り出したもので、それがいかに移ろいやすいものかを知ると、
「やらなきゃ」という思い込みが少なくなっていくと思います。
物事の正解不正解が時と場所によって違うなら、思い詰める必要がないなって感じます。
こういった、世の中を俯瞰するのに、ユヴァル・ノア・ハラリさんや、サイモン・シンさんの書籍は大いに役立つと思います。
21 Lessons (ユヴァル・ノア・ハラリ)▼
ホモ・デウス (ユヴァル・ノア・ハラリ)▼
代替医療解剖 (サイモン・シン)▼
スマホは業務以外で使わない
皆さんお持ちであろうスマホ。依存性とんでもなくないですか?
僕の場合、油断するとスマホでYoutubeとネットニュース見て一日終わります。
そして一日の終わりに思うことは、
ほんと何してんだろ、、、
だけなんですよね。全然幸せにならない、、、
ということで、スマホは研究室以外ではほとんど使わないことにしています。
人にとって本当に必要な情報って、突き詰めていくとすごく少ないですよね。
必要なのは仕事の関連情報、気象・災害情報ぐらいなのに、いつの間にか関係のない情報まで入ってきますよね。
スマホは、情報を得るデバイスであって、
情報を植え付けてくるデバイスにしてはいけないと思います。
こう考えて、スマホは極力使わないことにしています。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも、スクリーンタイムを厳しく設定していたり、子供にはデバイスを大人になるまで与えていないよね。
「俺はスマホを使いこなせてる」とか思う人も、勘違いの可能性があります。
世界中の優秀な人たちが様々なコンテンツを作って、スマホで僕たちの注意を引こうとしているわけですから、抗えなくて当然だと思います。
ですから初めに、彼らがどんな手法で僕たちの注意を引こうとしているのか知る必要があると思います。
こんな時役立つのがアダム・オルタ―さんや、ロルフ・ドベリさんの本かなと思います。
僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた (アダム・オルター) ▼
News Diet (ロルフ・ドベリ)▼
因みにもすは、家のwifiを解約してこれに対処しました。▼
知識をマキシマムにして、やることをミニマルにしよう
僕は、世の中の「やらなきゃいけないこと」に無意識に踊らされていると、
結局何もできない人間になってしまうのではないか?という懸念を持っています。
「やらなきゃいけないこと」だけではありません。「なんとなくいいこと」も一緒だと思います。
「なんとなくいいとされてるから、英会話スクール通おう。」とか、
「なんとなくいいとされてるから、プログラミングスクールに通おう」とか。
目標ありきではなく、世の中の常識ありきでの行動です。
僕も他人のことは言えないですが、自戒を込めて皆さんに問いかけます。
皆さん、「やらなきゃいけないこと」、「なんとなくいいこと」をやめて、
本当に必要なものを考えませんか?
まとめ
以上、今回は日頃の行動について、ミニマリストの観点から思うことを書いてみました。
情報の溢れる現代ですから、「情報を集める能力」ではなくて、
「必要な情報を見極めて、それ以外を遮断する能力」が重要だと思います。
もし思うこと、指摘したい点がありましたら、コメント欄やTwitterで
バンバンぶつけてくれると嬉しいです。
それでは!!
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