こんにちは、もす(@takamos_couple)です!
今日はkindle unlimitedで読んだ2021年9月のおすすめ本についてご紹介します!
参考になれば嬉しいです。
kindle端末とkindle unlimitedを利用する理由
漫画・小説・コミックエッセイを、夜寝る前に読みたいからです。
電子書籍は持ち運びや省スペースといったメリットから、通勤通学などの移動時やカフェなどで利用する人が多いと思いますが、私はもっぱら家で読みます。
というのも、電子書籍は紙の本よりも記憶に残りにくいデメリットがあるからです。資格勉強や学習のための読書には紙の本を、小説やコミックエッセイなどの娯楽の本は電子書籍を、といった使い分けをしています。
しかしその電子書籍をiphoneなどで読むと、風呂に持ち込めない上にブルーライトの影響で睡眠の質が下がってしまう……そんなときにkindle端末は最強なのです。
そして、寝る前のリラックスタイムに漫画や小説・コミックエッセイを読むにはまたまたkindle unlimitedが最強。
特にコミックエッセイはカラー本ということもあり値段も1000円を超えることがほとんど。何冊も買うにはちょっときつい。市立図書館で借りた本を夜寝る前に読むのも衛生面で避けたいところ。
月1000円せずに気になるコミックエッセイから話題になった小説がどんどん読めるkindle unlimitedはありがたいです。
面白かった本
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー/ブデンディみかこ
今月読んだ中で一番よかった、自分を一歩成長させてくれた本です。
話題になった本、という印象を持っているだけで事前に何の情報もないまま読み始めて、自分が予想していたものと全然違ってびっくりしました。
重松清が書きそうなちょっと切ない感じの少年が主人公の小説かと思っていたら、イギリス在住の日本人作家の女性とアイルランド人の男性から産まれた少年の日常で起こる差別やアイデンティティの問題を広い視野でとらえたノンフィクションの物語でした。
単一民族国家な日本で暮らしている私にとって、市民とか、アイデンティティとか、差別といったことを積極的に考える機会は少なく、彼らが暮らすイギリスの取り巻く様々な問題を、12歳の少年の考えや成長を見せられ、自分がいかに鈍感で無知だったかを痛感しました。
今はこんな状況なので外国に行くのは難しいけれど、日本とは全然違う環境で暮らしてみたいな(昔は留学とか海外とか全然興味なかった)。
また最近続編が出版されたようなので、こちらも購入済み。早く読みたい。
果ての星通信/メノタ
以前のkindle記事でも紹介しましたが、kindle unlimitedで3巻(全5巻)まで無料で読めるとのことでまた紹介します。
愛する恋人と世界旅行に向かう矢先、いきなり宇宙の星々を作る仕事に従事することになった主人公の10年間を描くストーリー。
SFの設定がとにかく細かく、そして独創的!宇宙や銀河から〇〇星の文化、神話……こんなに設定を練れるなんて、そしてそれをひとつの作品に詰め込む豪華さよ……。
魅力的なキャラクターがわんさか登場するので登場(宇宙)人物、もれなく全員好きです。
何度読み直しても面白いし、同じシーンで涙ぐんでしまう大好きな漫画なので紙でも買おうか迷っています。
メンタル強め美女白川さん/獅子
Twitterでたまに見かけた漫画で気になってたので読んでみたらグサリグサリと刺さりました。
来年からアラサーになる、女性として生を受けた私にとっての救いの言葉のオンパレードを主人公である白川さんが惜しげもなくかけてくれます。
今までこの記事の中で紹介した本は、イギリスや宇宙を舞台にしたスケールの大きい物語でしたが、白川さんたちが取り巻くのは小さな小さな会社の中。小さな事件に共感して、それを白川さんが華麗に解決(しないときもある)。それが本当に身近なことのように感じるのです。
なぜ人に笑顔で接するのか、こんな簡単なことが毎日実験で疲弊しているとわからなくなることがあります。そんなとき白川さんのマインドから元気づけられると心が軽くなるのです。
続編は購入済み。結局、買っちゃうってところがkindle unlimitedのオチなんだよな~~
漫画家と異星人/ことり野デス子
これまたTwitterで読んで気になってた本。漫画家の女性と数学者の男性が結婚するまでのコミックエッセイです。
私自身も理系大学院生なので、数学者の知り合いがいますが、あ~確かに外から見たらこんな感じかも、とクスクス笑いながら読んでます。
あとは共通点で「ふたりでいながら一人で何かをやることが好き」というのが共感!どんなに好きな相手(恋人に限らず家族や友人)でも、ず~~~っと一緒に同じ作業をするのはきついのです。多分たかもそう。
カップルや夫婦のコミックエッセイは男女間の心理の違いが主観で書いてあるからよく読みますが、ことり野さんの赤裸々かげんにはアッパレです。そしてそれを「好きな人には好きなことをしていてほしいから」と見守る先生も素敵。
まとめ
他にも読書についての記事を書いてるのでぜひ見てみてください!
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