どうも、たか (@takamos_couple) です。
今回の記事では、僕が2021年8月に読んだ、素晴らしい本たちを紹介したいと思います。
次に読む本に悩んでいる方がいれば、今回の記事をきっかけにこれらの本を読んでいただけたら幸いです。
それでは行きましょう!
▼僕のブクログのアカウント。フォローしてね
読んだ本の一覧
8月は正直ブログや研究にかまけてあまり読書ができなかったので、量としては少なめです。
今回はここから2冊抜粋して、内容、僕が得た知見をざっくり紹介しようと思います。
年収90万円で東京ハッピーライフ
まずはこちら、 年収90万円で東京ハッピーライフ です。
ざっくり内容紹介
こちらの本の内容をまずざっくり紹介すると、こんな感じ。
人生でやりたいことってあります?(僕はないっすけど) 世間で普通とされてることって、必ずしなきゃいけないんでしょうか?進学、就職、友達付き合いとか。 それで幸せを感じられる人はそれで大いにいいんだけど、 僕はちょっと違う。 だから、自分の実感を大切にして、生き方を模索していたら、こういう隠居生活に落ち着いた。
ざっくり感想
この本のAmazonのレビューを見ると、「この人にはこういう資質があったからできたことで、人生の指南書にはしてはいけない」と書いている人が見られたが、
こういう人はしっかりこの本を読んでいない。
この本のいいところは、年収90万円での隠居生活を幸福そうに記述したうえで、
この生活を読者に勧めるわけではないということをしっかり明記しているところ。
自分を真似するのではなく、世間の風潮に流されず、実感を大切に選択をしようと提唱しています。
「自分の実感を大切にして人生の選択をしていった」というだけで、「隠居生活はいいぞお、みんなもやろう」とは一言も言っていません。
ここからは自分語りになりますが、僕は最近就活をしていて、夏の長期インターンに応募したのですが、一生懸命に書いたESが、まさかの全社書類選考落ちという出来事がありました。
まさか一社も通らないとは思っておらず、かなりのショックを受けて、消えてしまいたいと思うほどでした。
そんな時、この本を読んで、自分がエリート志向にはまっているということに気づきました。
夏インターンに落ちただけで人生は変わらないし、何なら就活に失敗しても他に生きていく手はいくらでもある。下をみて安堵する、というわけではなく、
失敗によって狭まっていた視野が広がっていく感覚がありました。
もちろん、大原扁理さんに倣って就活をやめようという気はさらさらないですが、
これからは、就活以外にも手はあるということを意識して、思い詰めすぎずに過ごせると思います。
マインドセット:「やればできる!」の研究
お次はこちら、 マインドセット:「やればできる!」の研究 です。
ざっくり内容紹介
こちらの本の内容をまずざっくり紹介すると、こんな感じ。
成功者として人生を歩む人間と、そうではない人間。これらの人々の違いは何なのだろうか? 遺伝子で決まるならばスターの子はスターになるはずだが、そうではない。環境で決まるならば、同地区でスターがたくさん生まれるだろうが、そうでもない。 長年に及ぶ膨大な調査から、著者は、最も重要なのはマインドセットではないかと提唱する。 マインドセットには大きく分けて2種類、しなやか、こちこちのマインドセットがあり、継続的な成功を収める人々には前者の、しなやかマインドセットがよく見られた。
ざっくり感想
僕はこの本を読んで、「なんにでもチャレンジするぞ!」というバイタリティを得たというよりかは、
自分に対する理解が深まったと感じています。
自慢じゃありませんが、僕は本番に激よわ人間です。
練習でできてたことが、本番で途端にできなくなるタイプの人です。
これを今まで、「緊張しやすい性質」の一言で片づけていましたが、そうではないと気付きました。
「周りに自分のすごさを証明したい」という典型的なコチコチマインドセットだったから。
こう、今では考えています。
失敗はすなわち、自分がダメな人間と晒すことになると心のどこかで思っていたんです。
これではプレッシャーに押しつぶされるほか、失敗を糧にすることもできません。
これに気づけたとき、実験で成果が出ないことも、夏インターンが全滅したことも、すっと受け入れらるようになりました。
皆さんも、マインドセット、しなやかにしませんか?
相反する2冊
片や「年収90万円でも幸せだよ~」という本と、「努力次第で才能は伸ばせる」という本。
一見相反しているように見えますが、僕にとってはそうではありません。
この2冊に共通していることは、
自分次第で人生は幸福にできるということです。
失敗しても、失敗を糧にできるしなやかマインドセットを持っていればきっと乗り越えられるし、
そこでいったん立ち止まって、自分の実感を大切に、その努力をやめる決断をしてもまた良し。
こういう選択の幅を僕に与えてくれた素晴らしい2冊です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今月は読書量は少なかったですが、読書の質はすごくよかったと自負しています。
狭まった視野を大きく広げ直せました。
これだから読書はやめられない。
それでは!
▼世間の風潮は基本無視で行きましょう。
▼その執着、捨ててもいいんじゃない?
コメント